そっと来てね、こっそり見てね

はなぷぅのつれづれなるままダイアリー

コンスタンティン・スコロプイシュヌイ

ここまでロシア人ブロガーの誰も彼の話題に触れず。

Wikiにもロシア語はおろか英語の記述もなし。

ロシア人は何も知らないのか、知らないふりをしているのか?

もっとも個人情報保護という点からは触れるべきではないのか。

しかしながら、彼の名前は今でも日露友好の架け橋として日本人に記憶されている。

日本は旧ソ連の時代から、極東に住むロシアの人たちを助けてきた。特に医療の面で。

当時3歳だった、サハリン在住のコンスタンティン君は大火傷を負ったが、日本に緊急搬送されて一命を取りとめた。治療費と滞在費のために日本国民から1億円を越える寄付が集まっている。移植のために日本人から皮膚の提供もあった。

このときに集まった寄付金を基金としたり、その後本格的に始まった患者の受入れ事業で、現在までに170人以上が日本に緊急搬送されて治療を受けている。

日本はそのお返しを北方領土要求などで求めたことはない。

ロシアは善意のお返しとして島にミサイルを配備したようだけれど。

国境を越えた救出劇

 

現在、一部の富裕層のロシア人は、日本で高度医療の恩恵を受けることができる状況にあるらしい。「医療ツーリズム」という単にビジネスの話だ。

本当に困っている極東の人々が日本を必要としているなら、日本はそれに応えるための努力をするだろう。日本はそういう国だ。

多分、壁をとりはらう必要のあるのはロシア側だと思うが、どうだろう。