そっと来てね、こっそり見てね

はなぷぅのつれづれなるままダイアリー

はなちゃんとの別れ

1月3日にうちで飼っていたブルテリアのはなちゃんが、突然天国に行ってしまった。

年賀状に、「今年は12歳になります」って書いたのに。

朝の散歩中に他の犬に興奮して飛び出しそうになったんだけど、急にへなへな座り込んで、もう立てなかった。多分心臓麻痺。10歳を越えたあたりから、兆候はあったかもしれない。心臓麻痺を起こしやすい犬種という認識もあったし、興奮させないように注意もしていた。でも、ずっと元気な犬だったから、あまりに突然すぎて。

散歩中だったけど、家から100メートルも離れていない。20kgあるはなちゃんの体を旦那が抱えて家まで連れて帰った。はなちゃん、眠っているみたい。

ペットの葬儀屋さんに連絡して、振袖を着て出かけていた娘を呼び戻し、どうしても知らせておくべき人にも連絡して・・・もう何をしたか今からは思い出せないくらい現実感の薄い出来事だったように思える。

その日は、お正月休みの最後の日。心を残しながら、単身赴任の旦那は、東京へ戻っていった。

翌日、はなちゃんはピンク色の綺麗な袋のかかった骨壷で家に帰ってきた。それでもまだいなくなったことが実感できない。そのへんにいるみたい。

夜、旦那からメールがあった。

 

はなはいい子だったよなぁ。自分の葬儀費用も準備してたよ。ばかばかしい話だと思うかもしれんけど、不思議なことが3つあって・・・

一つ目は、今回の正月休みの間、なぜか毎日、夕方の散歩は家族三人とはなと一緒だった。必ずみんなそろっていた。二つ目は、はなが天国に行ったのは休暇の最後の日。可能な限り一緒にいて、最後の日に眠って、しかも飛行機の時間もずらさず、お別れをちゃんとして、葬儀もできた。予定がまったく狂っていない。三つ目は、元旦にパチンコして勝った分、葬儀代にぴったりだった。

偶然といえばそれだけのことで、ばかばかしいと笑われそうだけど。

いい子だったよ。

 

泣かすなよ・゚・(つД`)・゚・